こんにちは、keityです。
本日は自己分析についてです。
1.自己分析とは
今回就活の言葉として利用する「自己分析」については、
明確に一般的な定義がないと思いますので、「自分を分析し、自分の価値観を認識する」ということとしたいと思います。
「自分を分析する」ことは、
自分について、色々な角度から探ってみる、
自分はこのような人物であるということをまとめる、
自分について見つめなおす、
等の思考をめぐらすことです。
自己分析をすることで、自分の判断軸=価値観を理解することができます。
普段から自分についてよく考えている方であれば、自己分析は必要ないと思います。
しかし、多くの方は就職前に改めて自分について見つめなおすことは非常に良いことです。
2.自己分析の必要性とメリット
さて、そのような自己分析は就活に必須なのでしょうか?
さっそくですが答えは必須です。
自分について深く知ることなくして、会社・職業・職種、一緒に働く仲間とのマッチングをはかることはできません。
何かを意思決定する際には、自分の判断軸=価値観をまとめる必要があります。
就活時に行う理由として、会社・職業・職種を決める行為ですから、先に自分の判断軸=価値観をまとめておくと、意思決定がスムーズに行うことができ、無駄な迷いがなくなります。
自己分析のメリットをまとめておきます。
・自分の判断軸、価値観がまとまる。
・自分の価値観がわかる。
・自分の行動パターンがわかる。
・自分が今まで行ってきたことの整理ができる。
・他人へ自分のことを伝えやすくなる。
メリットは複数ありますので、ぜひ取り組みましょう。
3.自己分析の実践
(1)自分の歴史を振り返ってみる
まずはこれがオーソドックスで良いと思います。
小さいときから時系列で次のことをまとめていきます。
・行ったこと
・そこで考えたこと
・そこで感じたこと
・そこで結果モチベーションがどうなったか(通常が70%だとして、MAX120%程度で表す。)
・この行動から読み取れること
一つの事実に関して、行ったこと思考をめぐらしておくと意味あるものになります。
事実である「行ったこと」から書き始めるとわかりやすいと思います。
まずは、少し大きめな紙やノートを使って、自由気まま書いくことをお勧めします。
最終的には、エクセル等でまとめておくと、後々見直すときに便利です。
「歴史を振り返る」の例示を出しておきます。
【例】行ったこと:第一志望の〇〇大学を受験し、合格した。
考えたこと:偏差値上は合格が難しかったが、第一志望を下げずに頑張って
毎日コツコツ勉強してきたから合格できた。
感じたこと:うれしい、よかった、頑張った甲斐があった、やればできる
モチベーション:120%へアップ
行動から読み取れること:私は高い目標を自分で設定して、それに向かって努力し、
最後までやりきる力がある。
何事もやればできると思うことが大事だと思った。
このように、行動から読み取れることを考えておくと面接での自己PRになってきます。
(2)適性診断ツール
「リクナビ診断」、「マイナビMATCH」の診断ツールを実施してみる。
こちらも非常に有効です。
重要なのは、このような診断ツールをした後、実際の自分の行動ではその力はどこで発揮されているか、具体的な場面を特定しておくことが大事です。
例えば、継続力が高いと診断された場合、実際に継続力が高い事例は自分の行動でどこであったのかという裏付けを探しておくということです。
(1)の事例で言えば、「毎日コツコツ勉強して」の部分となります。さらに、高校1年生か毎日コツコツ勉強してと、具体的な年数がわかるとさらに継続力がどのぐらい高いかということが他人へ伝えやすくなります。
(3)両親や自分以外で今までお世話になった方に聞く
これも非常に有効な方法です。
「私はあなたにはどのように映っていますか」
突然聞くとどうした?とびっくりされると思うので、目的は先に伝えましょうね。
特に両親に聞くことができると良いです。20数年にわたり、あなたの行動を見てきた方です。有効な情報になります。
また、友達、先生、バイトの社会人等に聞いてみるのも良いでしょう。以外と他人は見ているものです。
(4)自己分析ワークシート
(1)の歴史を振り返るように、自己分析には様々な分析のフレームワークがあります。
書籍1冊買って、じっくりワークに取り組むのも非常に良いです。
ここで一度立ち止まって、思考をめぐらすことは有益です。
また、WEBでもフレームワークはDLできるようですので、任意のものでワークをしてください。
参考に書籍を紹介しておきます。類似の書籍でも構いません。書店で出版時期から版数が多いものを選んでください。
内定者はこう選んだ! 業界選び・仕事選び・自己分析・自己PR 完全版 2020年度 (高橋の就職シリーズ)
4.自己分析は終わらない
自己分析は、このタイミング一度で終わるようなものではありません。
面接等で自分の話をすることで、自分では気づかなかった自分をみつけることもあります。
面接や自分以外の人との話の中で、何度も行ったり来たり、思考をめぐらし、徐々にまとまってくるものだと思います。
また、自己分析、自分を知るということは、これから一生を通して、向かい合っていくものだと思います。
働くことで色々な迷いが出てくることもあります、そのときに、学生時代にどのような経験や思いで育ってきた等がまとまっていると、将来にわたっても、役に立つ内容だと思います。
余談ですが、自分の学生時代の就活手帳を社会人になってから見る機会がありました。
引っ越しの整理のときに出てきたのですが、今の考えと変わらない部分、まったく変わった部分があったりします。
会社、仕事をはじめて決めるときに、考えた自分の思考の跡は、後々にも役に立ちます。
ぜひ自己分析を役に立つものにしてほしいと思います。
今回は以上です。
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