こんにちは、keityです。
本日は、個人賠償責任保険について、書きたいと思います。
まずは定義から確認をしていきます。
1.個人賠償責任保険とは
「日常生活における偶然な事故で、他人にケガをさせたり、他人の物を壊したりしたことで、
法律上の賠償責任を負った場合に、保険金が支払われる」保険のことです。
例えば次のようなものが考えられます。
- 親子でキャッチボールをしていて他人の家のガラスを割ってしまった。
- マンションで洗濯機の排水ホースが外れて階下に水漏れしてしまった。
- 自転車に乗っていたところ、ハンドル操作を誤り、通行人にけがをさせてしまった。
- 買い物に行った際、誤って商品を落として壊してしまった。
- 立食パーティでトレーにのっていた食事を落とし、人のドレスを汚してしまった。
- 飼い犬の首輪がはずれ、通行人にかみつき、けがをさせてしまった。
上記は一事例になりますが、普通に生活しているだけで、起こりうることだと思います。
自転車事故の例をあげます。
下記の事件では、9,521万円の賠償金の請求となりました。
男子小学生(11歳)が夜間、帰宅途中に歩道と車道の区別のない道路において歩行中の女性(62歳)と衝突。女性は頭蓋骨骨折等の傷害を負い、植物状態となって意識が戻らない状態になる。 神戸地方裁判所:平成25年7月4日に判決 |
自転車は多くの人が乗るものですが、非常に大きなリスクが付きまといます。
小さなころから慣れ親しんでいる自転車ですが、このような事例を考えると、無保険で乗るのは非常にリスクが高いものだと思えてきます。
また、自分は気をつけていたとしても、家族が事故を起こしてしまう、巻き込まれてしまう可能性も多いにあります。特にお子さんがいる場合は、そのリスクは非常に大きなものになります。
私が加入を検討したのも、子供のリスクということが大きな契機です。
このようなリスクに備えましょうというものが、個人賠償責任保険となります。
2.個人賠償責任保険の加入方法
個人賠償責任保険は、ほかの保険に特約で付帯するのが一般的です。
ほかの保険とは、火災保険、自動車保険、損害保険、生命・医療保険等です。
生命・医療保険加入時、住宅購入時、車購入時に付帯できないかを検討してください。
加入のための金額は、多くは月額100~200円で済みます。
この金額で上記のような事例に対応できるのであれば、お安いものだと思います。
何かしらの保険に入る際には、ぜひ加入をおすすめします。
3.クレジットカードの付帯で加入できる!
実は、保険加入以外でも個人賠償責任保険が付帯できるサービスがあります。
それはクレジットカードに付帯する保険に加入する方法です。
これは私が実際に加入しているものになります。
私は、個人賠償責任保険の存在を知る前に、生命・医療保険等自分に必要な保険に入ってしまっていました。
2017年の12月ごろに、個人賠償責任保険の加入先を探したものの、それ単独で加入できる保険はなく、ほかの保険に入らなければ加入できないというような状態でした。
ほかの保険にも加入すると、1か月1,000円、年12,000円の増加になります。
個人賠償責任保険だけ必要だったため、困った状況になりました。
そこでネット検索で探したのが、クレジットカードでも付帯できるというものでした。
JCBカード加入者のみ加入できる、トッピング保険というサービスで、保障プランが複数あります。
わたしは、日常生活賠償プランで、月額150円で、損害賠償金1億円の保障を得ています。
・日常生活賠償プラン
・自動車プラン
・携行品プラン
・ケガプラン
私の場合は、保有しているJCBカードは保険の対象外でしたので、新たに作成する必要がありました。JCBカードの中で、年会費無料、トッピング保険に加入できるカードを探し、下記のカードに申し込みました。(2017年12月末現在)
すべてのカードがトッピング保険の対象になるわけではありません。
カードで個人賠償責任保険を付帯を目的とする場合、そのカードが対象かどうかを自身で
確かめてからカード申し込みをしてください。
私が加入したEITカードは少し注意が必要です。
基本的には、リボ払い専用のカードですので、一括払いではなく、
年間を通して毎月同じ金額を支払うことになります。
リボ払いは、購入者にはメリットがありますが、しっかりとお金を管理できる・購買意欲を
コントロールできる方でないと、そのメリットがデメリットになってしまいます。
私の場合は、トッピング保険以外では利用しない方針です。
4.まとめ
日常に潜むリスクは、個人賠償責任保険で埋めましょう。
まず、今後何らかの保険に加入を検討している方は、個人賠償責任保険の追加加入を検討しましょう。
加入する保険がない場合は、クレジットカードの付加保険を検討しても良いと思います。
今回は以上です。