こんにちは、keityです。
今回は、MBAを独学で学ぶシリーズ③「モノ」の教科書4選について
書いていきます。
このMBAの独学については、シリーズものでブログを書いています。
まず、MBAを独学で学ぶということで、7分野に分けて、代表的な教科書を
紹介しました。以下参照。
そして、分野ごとに細かく紹介していくシリーズとして、
「MBAを独学で学ぶシリーズ①「経営全般」の教科書6選」
「MBAを独学で学ぶシリーズ②「人」の教科書6選」
として書きました。
今回はシリーズ③として、「モノ(マーケティング)」についての教科書を紹介していきます。
コトラーのマーケティング・マネジメント
フィリップ・コトラー教授のマーケティングのバイブル。
その圧倒的な網羅性と事例の豊富さは他のマーケティング書籍を圧倒していて、
追従を許さない。必読の一冊。
マーケティングの基礎や前提を見た上で、環境分析、マーケティング戦略、そして戦術の策定と管理といった定番のプロセスで進む。
①環境分析をSWOTで見た後、②ターゲットマーケティング(セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニング)で戦略を固めた上で、③その戦略に基づく戦術(マーケティングミックス:4P)を考え、最後に、④具体的な現場の管理である組織運営や実行、評価、コントロールといったオペレーション上の課題を検討するといった形で説明がまとめられている。
顧客ロイヤリティのマネジメント
フレデリック・F・ライクヘルド著。
顧客ロイヤルティのマネジメント―価値創造の成長サイクルを実現する
「ロイヤリティこそ企業価値を向上させる重要な指針である」という前提のもと、最終的な顧客維持のために、優良な顧客のみならず、社員及び株主といった利害関係者を含めて慎重に選択し、また同時に維持することで、継続的な収益拡大の経営モデルを実現すべきである、ということを唱えた本である。
サービス・マーケティング原理
クリストファー・ラブロック、ローレン・ライト著。
体系的にサービス品質評価の世界標準と言えるSERVQUAL品質評価基準概要など、サービスマーケティングの理論的枠組みを網羅的に述べている。
すべてのサービスは同一でないものの、重要な特性において共通している。しかし、サービスの本質を理解し、自社が提供すべきサービスの内容とレベルを考える上で、サービスをいくつかのカテゴリーに分類適した対応を考えることが重要であるという。
ブランド・エクイティ戦略
D・A・アーカー著。
ブランド・エクイティ戦略―競争優位をつくりだす名前、シンボル、スローガン
我々が日々意識せず活用する「ブランド」という言葉は、単にあるものを他のものと区別するためのものではなく、製品やサービスをより早くそして確実に認知させるためのシンボルとなってきている。
その重要性は企業の合弁・買収時に高額で評価される優れた資産として見なされ、売買の対象としても捉えられることを考えても、経営戦略における中心的な企業の資産になっているといえる。
アーカーは企業にとって住よなこれらの資産を「ブランド・エクイティ」という概念で説明する。これはブランド名やシンボルによるプラスまたはマイナスの資産価値を定義したものである。
本書は、ブランド・エクイティを定義し、それがどのように価値を形成するかを示し、どのようなマーケティング上の意思決定によって、価値が生まれ、また失われたかということを示す調査結果や事例を提供する。
まとめ
今回紹介する書籍を読んでもらえれば、モノ(マーケティング)に関する基礎知識は間違いなく習得できます。
今回は「MBAを独学で学ぶシリーズ③「モノ(マーケティング)」の教科書4選」という話題でした。
以上です。