こんにちは、keityです。
ビジネスに役立つ漫画について、今後色々な漫画を紹介していきたいと思います。
私自身は、漫画は幼いころから読んで育ってきました。
私が学生のころは、ジャンプの部数もとても多かった時代だと思います。
小学生~高校生の1990年~2000年ごろはよく読んでいた記憶があります。
さすがに、社会人になってからは読む機会は少なくなりましたが、
今も気になるタイトルがあれば有名どころを中心に、読んでいます。
ときに、漫画には、社会人として役立つ内容も多くあります。
楽しみながら、ビジネスで大事なことを学ぶことができます。
まず初回は「キングダム」という漫画について書いていきます。
1.キングダム概要
中国の春秋戦国時代を舞台に、大将軍を目指す少年・信と後の始皇帝となる秦国の王・政の話を中心に、秦国が他の6つの国を侵略・統治していく、戦乱の世を描いた漫画です。
現在50巻まで出ており、単行本の累計発行部数が3300万部以上。2018年には実写映画化が行われる。(2018年4月現在)
特設サイトもあり、非常に人気がある漫画です。社会人にも人気です。
また、50巻を記念したキャンペーンも全国展開中です。
【祝】50巻到達記念! キングダム感謝の構えキャンペーンが始まったゾォォオオオ!!
2.キングダムの魅力
私が感じているその魅力を紹介します。
①主人公の立身出世
主人公の信は、下僕の身分から出世をしていきます。
5人で構成される組織の長から始まり、100人将、1,000人将、2,000人将、3,000人将、5,000人将,将軍、大将軍と出世していきます。
現在は、50巻時点では主人公信は5,000人将ですが、将来的には将軍もしくは大将軍へとなることを予想されています。
身分が低く、無礼なふるまいしかできない少年だった信。
素直さ、熱意、まっすぐな気持ちで様々な人とぶつかっていく、
日々鍛錬と戦を繰り返しながら、戦う力をあげていく、
そんな少年が、武功を重ね、昇格していきます。
現代の世の中では中々味わえない感覚です。
しかしながら、そうなりたいと思いながらも実際にできない自分を重ねながら、
代わりに実行してくれている信に感情をのせて、読むということではないかと思います。
②キャラが魅力
信のほかにも、魅力的なキャラが豊富です。
主に、武力系将軍、軍略系将軍にわかれますが、両方を備え持つのではないかという将軍もいます。
出自がそれぞれ違い、その背景にキャラの奥の深さがあります。
また、その武力の強さにも性質の違いのようなものがあり、そこもまたキャラの魅力につながっています。
下記のリンクにebookjapanさんのランキングがありましたので、貼っておきます。
③ストーリーの勢いが落ちない
現在50巻ですが、ストーリーに無駄が一切ありません。長期連載にありがちな、つまらないシリーズというのがありません。これが人気が落ちない理由ではないかと思います。
3.ビジネスに役立つ3つのこと
①リーダーシップ
組織を率いる際に、その将軍たちが持つ、リーダーシップは非常に学ぶことがあります。
情に厚いリーダー、とにかく戦闘にしか興味がないリーダー、軍略・策略にたけるリーダー等どのような力で組織をまとめ、率いていくかがとても参考になります。
また、組織のリーダーとしてのビジョンを掲げ、それに向かっていく熱意、実行力はとても参考になります。
「中華統一」、「大将軍になる」というこのような夢を持つことは、リーダーシップそのものです。
②コミュニケーション
組織のメンバーとどのようにコミュニケーションをとっていくか。
部下に背中をどのように見せていくのか。
部下がミスをしたとき、部下が成功したとき、
場面、場面での将たちの行動が参考になります。
③法律に関する考え方
私が特に気に入っている点です。秦国宰相で法家の李斯という人物がいます。
キングダムによれば、他国を武力で制圧した後、何で国を統一するかという問題に対し、
秦王は「法の支配」という考えを持っていました。
それに基づき、実行していったのが李斯なのだと思いますが、
李斯は、法というものは、そのような世の中になってほしいという思いから成り立っているという話をしています。
法律を学んでいる方であれば、当然のことなのかもしれませんが、
特に体系的に学んだことがなかった自分にとってはとても印象深い一言でした。
規模はものすごく小さくなるのですが、会社の規程や人事制度をつくるときに、社員にどのように振舞ってほしい、このようになってほしいという思いを込めて作る必要があるととても納得したのを覚えています。
今回は、「ビジネスに役立つ漫画選:「キングダム」」という話題でした。
以上です。
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