こんにちは、keityです。
今回は「上場企業人事責任者が選ぶ!就活でかなり役立つ漫画4選」の話題です。
2020年4月入社へ向けた就職活動について、今の時期は準備段階の学生の方が多いと推測します。
大学3年生ですので、授業もフルであるでしょうし、バイト、サークル、インターン等非常に忙しい時期だと思います。
就職活動についても余裕をもったスケジュールで、確実に準備を進めたいところです。
しかし、まだ本格的な就活シーズンでもないですし、中々身が入らないことも多いのではと思います。
そこで、ゆるく漫画を読みながら、就活や社会人の思考を学ぶことができたら良いのではと考え、今回ブログに書いてみることにしました。
漫画といえど、あなどることなかれ、非常に重要なことを学ぶことができると私は考えています。
「大事なことは、何かを吸収しようとして読むこと」
ともあれ、肩肘張らずに、読んでみることをおすすめします。
銀のアンカー
はじめに紹介するのは、『銀のアンカー』です。
銀のアンカー 全8巻完結セット (ジャンプコミックスデラックス)
時間がない方向け、今回紹介する中で何を一番読むべきかと問われたら、銀のアンカー一択です。
これはかなり参考になります。
一言で言うと、自己分析や仕事選びのポイントを主人公と一緒に疑似体験することができる漫画です。
つまり、就活本で書いてあるような、自己分析や業界研究・仕事研究を漫画で考えることができます。
注意点は、漫画を読むだけでなく、自分の場合はどうなのだろうとしっかりと自分に落とし込むことが大事です。
ベンチャー企業なのか、大手企業なのか等、就活生が陥りがちな場面を具体的に書いているので、この漫画を読むだけでも、就活を疑似体験することができ、効率的に自分の就活力をあげていくことがでくる。
もちろん就活力といっても、小手先のテクニックだけでなく、本質的な問いもあるため、非常に有効な漫画である。
■銀のアンカーのあらすじ
”2006年から2009年まで集英社の漫画雑誌『スーパージャンプ』に連載されていた。キャッチフレーズは『内定請負漫画』。単行本は全8巻。
この作品は作者の三田紀房が『モーニング』(講談社)に連載していた「ドラゴン桜」の就職版のような存在である(世界観も共有している)。また就活漫画と区分される場合もある。バブル崩壊以降の就職事情の激変により、就職に対して漠然とした不安を抱く学生が多い現代。この作品は、元カリスマヘッドハンターである白川義彦が現代の就職活動でのポイントを、就職に不安を抱く学生に対し伝授していく流れとなっている。
作品名である「銀のアンカー」は、人生において就職を船が港で錨(アンカー)を下ろすことに例えて、何か偉業を成し遂げたり、若いころから明確な目標を持って生きてきた人の錨は「プラチナのアンカー」や「金のアンカー」であり、学生になるまで明確な目標が無かったが、社会人になる時に努力して納得できる職業に就くことができた人が下ろした錨が銀といえる、という白川の持論から来ている。登場する学生達はまさにその「銀のアンカー」である。”
参照元:wikipedia 一部省略
■さらにキャリアについて考えたい方向け
ちなみに、漫画だけでなく、本格的にキャリアを考えてみようという場合は、
キャリア論の大家、エドガー・H・シャイン先生の書籍がおすすめである。
キャリアコンサルタントの方の教科書的な書籍である。
書籍を見ながら、実際にワークしてみよう。
内容は正統派であり、社会人でキャリアに悩むようになってからの方が身に染みるのだが、学生での自己分析セミナー等もこの書籍がベースになっていることが非常に多い。
キャリア・アンカー―自分のほんとうの価値を発見しよう (Career Anchors and Career Survival)
キャリア・サバイバル―職務と役割の戦略的プラニング (Career Anchors and Career Survival)
エンゼルバンク
ドラゴン桜の外伝版です。高校の先生であった主人公が転職し、キャリアについて考えて成長していく物語。転職の話が中心になるのですが、学生のうちから知っておくべき内容。キャリアについて本質的に考えるにはうってつけの一冊。
こちらもかなりおすすめ。新卒で就職してからの体験を先取り体験できる漫画。悩みながら前に進む主人公の姿を見て、キャリアを想像して読んでいきたい。
エンゼルバンク ドラゴン桜外伝 全14巻 完結セット (モーニングKC)
■エンゼルバンクのあらすじ
”龍山高校で英語教師をしていた井野真々子は、教師としての成果を挙げながらも教師でいることに飽きてしまい、転職を決意する。そんな時、桜木が主催するビジネスセミナーの会場で、桜木に”転職代理人”・海老沢康生を紹介される。「人の価値は相場で決まる」「30過ぎたら利息で暮らせ」などの海老沢や桜木のアドバイスを受け、教師を続ける事を決意しかかっていた井野だったが、海老沢の勧めで海老沢が所属している転職サポート会社・ライフパートナーに転職する。
井野は海老沢直属の部下となり、海老沢や桜木が極秘裏に進める「日本支配計画」に巻き込まれながらも、キャリアパートナーとして日々奮闘していくことになる。”
参照元:wikipedia
■ちなみに
この漫画にでてくる「海老沢」のモデルは、海老原嗣生氏である。日本の人材、雇用関連に詳しい専門家である。
最近の就活について書かれている、日経BizGateの連載記事は非常に示唆に富み、とても参考になる。就活生もぜひ一読したい。
また、海老原氏の書籍もとても参考になる。雇用・採用マーケットをとらえる意味では、学生だけでなく、人事担当者にもおすすめ。
<人事担当者向け>
<学生向け>
なぜ7割のエントリーシートは、読まずに捨てられるのか?: 人気企業の「手口」を知れば、就活の悩みは9割なくなる
島耕作シリーズ
次は、島耕作シリーズです。
学生~会長までシリーズが出ています。その他スピンオフ等もあろうかと思いますが、主力のシリーズは以下に貼りました。
課長島耕作からずいぶん派生したものです。
社長 島耕作 コミック 全16巻完結セット (モーニングKC)
専務島耕作 全5巻 完結コミックセット(モーニングKC)
常務島耕作 全6巻 完結コミックセット (モーニングKC)
取締役島耕作 全8巻完結(モーニングKC ) [マーケットプレイス コミックセット]
部長島耕作 コミック 全13巻完結(モーニングKC ) [マーケットプレイス コミックセット]
課長 島耕作 全17巻完結セット (モーニングKC) [マーケットプレイス コミックセット]
係長 島耕作 コミック 全4巻完結セット (イブニングKC)
ヤング島耕作 主任編 全4巻完結セット (イブニングKC ) [マーケットプレイス コミックセット]
学生 島耕作 1-6巻 新品セット (クーポンで+3%ポイント)
[まとめ買い] 学生 島耕作 就活編
■島耕作シリーズのあらすじ
”概要本作品は1980年代前半の日本経済中成長期(安定成長期)から同年代後半のバブル期を経て1990年代初期の失われた20年前夜に至るまでの日本経済の動向、大企業間の競争、大企業内部の派閥争い、経済活動の末端で働くサラリーマン、特に団塊の世代の群像の様々をリアルに活写したものであった。本作品の主人公・島耕作は団塊の世代に属し、大手電器メーカー「初芝電器産業」に勤務するサラリーマンである。作品が連載開始された当初(1983年頃)の島は、小心で保身を考える平凡なサラリーマン像に描かれており、作品内容もオフィスラブなどの個人的な身辺事が主たるものであった。セックスに関しても「並み」以下のように描かれていた箇所もあった。初芝電器産業は、作者・弘兼が漫画家デビューする前に勤めていた松下電器産業(現:パナソニック)がモデルになっていて、松下電器産業が実際に行った経営行動が漫画内に反映され、初芝電器産業は松下電器産業と同じ経営行動をすることがある。”
参照元:wikipedia
■学ぶべきこと
先に紹介した2つ違い、学ぶべきことがわかりにくと思いますので、説明しておきます。この漫画から学ぶべきは、2つあります。
1つ目は、「時代の流れ」になります。
一つの企業と社会人の出世人生を通して、30年から40年にわたる日本とグローバルの時代の流れをつかむことができます。地味に経済や会社の知識を学ぶことができます。取締役以上のシリーズはそのテイストが高くなっていて、情報は既に古いのですが、現在の企業環境になる前の姿を見ることができます。勉強になります。
2つ目は、「社会人のおじさんはこのような時代を生きてきたということ」
役員の方等えらい人はこのような人生をおくってきたのかというようなことが少しわかります。昔の時代はこうだったのかということで読んでおくと良いでしょう。面接対策(?)はもしかするとなるかもしれません。
キングダム
続いて、大人気漫画「キングダム」です。
ベンチャー企業を受ける方は必須!といっても過言ではないでしょう。
立身出世していく主人公に自分を重ねながら、読んでいる社会人も多いはず。
これを読んで、「良し、自分もやるぜ」という方はベンチャー企業にいっても良いでしょう。
とりあえず、第1巻を読んでみて、「この後どうなってしまうのだ?」と次が気になってしまった方は52巻まで読むことができますので、チャレンジしましょう。
へたくそな就活セミナー等にいくよりは、3万円だして、キングダムを全部読むべき。
夢を忘れてしまった、社会人の方にもお勧めしたい。
■キングダムのあらすじ
中国戦国春秋時代を舞台に、のちの大将軍信と始皇帝政の活躍が描かれている。
あらすじは長いので、Wikiを参考のこと。
■学ぶべきこと
私が読んでいて学んだことは、以下の2つです。
①リーダーシップ
②夢をもって、突き進むこと
③法律の考え方
ちなみに、ブログ記事にも書いていますので参考にしてください。
まとめ
厳選の4作品でした。
銀のアンカーだけ読んでもらってもとても役立ちます。参考にしてください。
「上場企業人事責任者が選ぶ!就活でかなり役立つ漫画4選」の話題でした。
以上です。