こんにちは、keityです。
本日は、「経営の神髄を学ぶ!日本人経営者13名の書籍18選」という話題です。
昨今、日本式経営というものがピックアップされるということはありません。
経営手法においても、ボーダレス・グローバル化が進み、どこの国でどのような経営手法がというより、国限らず会社によって様々な経営を行っているというのが実態だと考えます。
経営手法というと海外の手法をもてはやしがちですが、今回は日本においても素晴らしい経営者がいて、実績を出されています。
そこで、日本人の経営者から学ぶということで、年代問わず、書籍をピックアップしました。
時代が変わることによって、表現は異なってくるのですが、時代を越えた経営の神髄がかかれているものが多いと感じています。
Contents
豊田喜一郎氏
トヨタ創業者の豊田喜一郎氏の話から始まるノンフィクション作品です。
本当のトヨタの強さを紹介しています。
トヨタ自動車の製造現場を支える、「ジャスト・イン・タイム」「かんばん方式」「カイゼン」。「ジャスト・イン・タイム」や「カイゼン」が世界中で通用しているのは、「自分で考え、動く」人間をトヨタが育ててきたからと記されています。
自分で課題を見つけ、考え、それを乗り越え、今日を否定し、より質の高いモノ作りを目指して、たゆまず進化し続ける「現場」。そして進化する現場を育てる力こそ、同社が長い歴史の中で紡ぎ出した、最強のシステムということです。
日本を代表する会社の強さに迫ることができる作品。
松下幸之助氏
松下電器創業者の松下氏の書籍からは、3つ紹介します。
松下幸之助氏の「心得帖シリーズ」。こちらのシリーズはページ数は少ないが、本質的な言葉が並べられている。1ページ1ページじっくり考えながら読みたい書籍である。松下氏自身の言葉を借りれば「六十年の事業体験を通じて培い、実践してきた経営についての基本の考え方、いわゆる経営理念、経営哲学をまとめた」ものということです。
また、「道をひらく」については、自己啓発の古典と考えても良い書籍。困難にぶつかったとき、迷ったときはこの書籍に戻りたい。
盛田昭夫氏
清新な理念を掲げ、“時代の才能”を引き寄せ、多くのイノベーションを実現してきたソニーは、世界の企業のロールモデルとなった。今、進むべき道を見失っている日本のビジネスマンに、この稀有な企業の歴史を掘り起こし、日本がソニーと盛田昭夫を持てた意味を、成功と失敗のメカニズムとともに伝えます。
本田宗一郎氏
自動車修理工から身を起こし、「世界のホンダ」を一代で築いた日本のビジネスヒーロー、本田宗一郎氏に書かれている書籍。
本田は「私の履歴書」でこう述べている。「私がやった仕事で本当に成功したものは、全体のわずか1%にすぎないということも言っておきたい。99%は失敗の連続であった。そしてその実を結んだ1%の成功が現在の私である」
モノづくりへの情熱や創意工夫、物まねを嫌い独創に賭ける精神、ヒューマニズム、そして天才技術者としての側面など、本田氏の原点がここに感じ取れます。また、強烈な成功体験をもつ創業者の世代交代問題などのテーマも取り上げられています。
稲盛和夫氏
京セラ創業、KDDI創業、JAL再生へと導いた稲盛氏の書籍。
フィロソフィとアメーバ経営。
この2軸をもって、会社を成功に導く、その真髄が書かれている書籍。
京セラフィロソフィ
アメーバ経営 (日経ビジネス人文庫)
稲盛和夫の実学―経営と会計
小倉昌男氏
本書は、ヤマト運輸の元社長である小倉が書き下ろした書籍です。
全体を通して読み取れるのは、「学習する経営者」小倉の謙虚さと、そこからは想像もできないほど強い決断力である。成功した人物にありがちな自慢話ではない。何から発想のヒントを得たか、誰からもらったアイデアか、などがこと細かに記されている。講演会やセミナー、書籍、マンハッタンで見た光景、海外の業者に聞いた話、クロネコマークの由来…。豊富なエピソードから伝わってくるのは、まさに学習し続ける男の偉大さである。
江副浩正氏
永守重信氏
日本電産創業者永守氏の書籍。強烈な個性を持つ創業者が語った経営哲学を集大成した一冊。本のタイトルから強烈。
情熱・熱意・執念の経営 すぐやる! 必ずやる! 出来るまでやる!
1973年、28歳のとき、わずか3人の仲間と創業した日本電産が、いまや精密小型モータで世界トップシェアを誇る企業に。
創業者の永守重信社長は、強烈な個性を持った経営者として知られ、「早飯試験」「大声試験」といった独自の採用で話題を呼んだこともある。また、長野の名門企業・三協精機を傘下に収めるなど、積極的M&Aを展開し、攻めの経営を続けている。その永守社長の語録を集大成したのが本書である。
鉄則は「あきらめない」/一番以外はビリと同じ/一人の百歩より百人の一歩/学校と会社の成績は無関係/教育しても無駄な人/部下に仕事を任せる心得/事業の基本は販売/技術者に必要なコスト教育/数字オンチが会社をつぶす/倒産する会社の共通点/など、経営の真髄が濃縮されており、座右に置きたい教科書といえる。
三木谷浩史氏
楽天創業者三木谷氏の書籍。楽天経済圏を築き上げている筆者がそのノウハウを公開しています。
成功するかしないかは、運や偶然で決まるわけではない。成功には法則がある。本書は、成功の技術論と言ってもいい。その技術さえしっかりしていれば、誰でもビジネスを成功させることができる―楽天グループを築き、多種多様のジャンルで数多くのビジネス集団を率いる著者が、その成功哲学を惜しげもなく公開する人生の指南書。
柳井正氏
ユニクロ創業者の柳井氏の書籍。
豪胆な父とは対照的に内気な息子・柳井正は、大学卒業後、家業の紳士服店を継いだ。やがて店をカジュアルウエアのトップ企業「ユニクロ」へと急成長させるまでには、数々の失敗の歴史があった。株式上場、急成長、業績低迷の実態に率直に触れつつ、高品質の衣料を低価格で売る秘訣、広告代理店任せにしない宣伝戦略、透明性の高い人事など、独自の経営哲学を惜しみなく公開する。
経営者ノートは、ユニクロ幹部社員が使う門外不出のノート。余白が十分にとってあり、「自分で完成させていくノート」というコンセプトです。
孫正義氏
ソフトバンク創業者の孫氏の書籍。
裸一貫から立ち上がり、いまや世界を見据える事業家となった孫正義。
その原点となる少年時代に始まり、アメリカでの青春期、ソフトバンクの創業、
インターネットや携帯電話事業への進出から、アリババの上場
そしてロボット事業に至るまで――波乱に満ちたその半生を、
四半世紀にわたって孫を密着取材してきた作家・井上篤夫が熱い筆致で描く。
南場智子
DeNA創業の南場氏の書籍。ベンチャー企業の創業期のバタバタ感、楽しさ、辛さ等がすべて含まれています。
なぜ途中で諦めなかったのか、いかにしてチーム一体となって愚直に邁進してきたか。創業時の失態や資金集めの苦労、成長過程での七転八倒など、ネット界に新風を巻き起こしたDeNAの素顔を同社ファウンダーの南場智子が明らかにする。華やかなネットベンチャー創業の舞台裏で、なにもそこまでフルコースで全部やらかさなくてもと思うような失敗の連続――こんなにも不格好で、崖っぷちの展開があったのかと驚かされる。当時の心境も含めて綴られた文章は軽快で、ビジネス書として示唆に富むだけでなく、読み物としても楽しめる。スピード感あふれる人材育成の現場も垣間見ることができる。
藤田晋
サイバーエージェント創業の藤田氏の書籍。
二〇〇〇年ネットバブル崩壊後、会社買収の危機だけでなく、業界の低迷で社内外から批判を浴びた日々。再びのネットバブルで親友・堀江氏に抱いた嫉妬心。そして発生したライブドア事件。株価大暴落の中、進退をかけて挑んだ新事業の行方は?起業家の重圧と孤独、仕事の手腕と熱意すべてを赤裸々に綴り、働く意欲を搔き立てるノンフィクション。
まとめ
「経営の神髄を学ぶ!日本人経営者13名の書籍18選」という話題でした。
日本には多くの素晴らしい経営者が存在しているのを改めて感じました。
今回は以上です。