こんにちは、keityです。
今回は、「投資のリスクを抑える考え方!長期かつ分散して投資しよう」という話題に
ついて書いていきます。
投資の専門家以外の一般の方=会社勤めの一般的な人=投資初心者とし、
その方を対象に投資について大事な考え方を書きます。
投資はそもそも必要なのか等の基本的な考え方については、下記の記事を参考にしてください。

1.長期に投資する。
まず一つ目の大事な考え方です。
投資は長期に行います。5年単位、10年単位、20年単位、30年単位、長いほどそのリスクは小さくなると考えられます。
投資の専門家で機関投資家の人と比較した場合、実はこの長期に投資できるということが挙げられます。
機関投資家の方は、投資成果を求められますので、長々と持ち続けることが許されない場面が多いと聞きます。一方、一般の方は時期はあまり考えずに保有と売却を検討できるわけです。
投資先にもよりますが、例えば、投資先として株式を選んだ場合、基本的には資本主義の場合は緩やかな成長を続けるということが考えられます。
百年に一度の金融危機と銘打って非常に大きな打撃を受けたとしても、各種経済指標、為替等は5年、10年のときを経て、もとへ回復します。2008年~10年のリーマンショック以降のがそれを証明してくれています。そしてまた、指標が下がったり、上がったりするのです。
ということを踏まえ、長期に投資できればできるほど、リスクを甘受することができるわけです。
2.分散して投資する
まず二つ目の大事な考え方です。
投資先を分散することが原則です。アセットアロケーションと呼ばれる手法です。
アセットアロケーションとは、次のような定義です。
「投資の基本的な考え方の一つで、運用に伴う様々なリスクを低減しつつ、効率的なリターンを目指す上で、投資資金を複数の異なった資産(アセット)に配分(アロケーション)して運用することをいいます。これは、個別の銘柄選定より、全体の資産配分の方がトータル・パフォーマンスに占める寄与度が高いと言われます。」
引用:金融情報サイト「https://www.ifinance.ne.jp/glossary/investment/inv024.html」
例えば次のように投資を分散して、リターンとリスクを考えて、分配を考えることになります。
主な投資の分配先は、下記の8つになります。
・現金
・国内株式
・国外株式
・国内債券
・海外債券
・国内不動産
・海外不動産
・コモディティ(金や小麦・とうもろこし等商品)
例えば、分配例は次のようになります。
・現金 10%
・国内株式 20%
・海外株式 20%
・国内債券 15%
・海外債券 15%
・国内不動産 10%
・海外不動産 10%
合計 100%
このように分散しておけば、大きな金融危機等が起こってもある程度リスクを甘受できると思います。一方の資産の信頼性がなくなれば、お金はほかの投資先を探します。
また、分配する割合は、投資が長ければ長いほどリスクをとっても良いと思います。海外株式のうち、新興国へ投資をする等が考えられます。また、生活費は確保しながらも、現金の比率を下げたりすることもできます。
自分が取ることができるリスクはどこまでかを考えながら、分配の割合を考えることが非常に重要です。
アセットアロケーションはこのようにメリットがある手法ですが、しかしながら、多くのリターンを短期で得ようとする人には不向きだと思います。ここだと思った投資先に投資するということはできないので。
3.参考書籍
参考書籍を紹介します。
アセットアロケーションのことが非常にわかりやすく書いてあります。
おそらくこちらの一冊を読んでおけば、分散投資の基本は理解できます。
内藤忍の資産設計塾【第4版】 (豊かな人生に必要なお金を手に入れる方法)
4.今回のまとめ
今回の記事のまとめです。
一般の方=投資初心者の投資は、「長期、分散して投資する」です。
今回は、「投資のリスクを抑える考え方!長期かつ分散して投資しよう」
という話題でした。
以上です。
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