インターンシップのすすめ~企業と学生の目的を越えて~

就活(新卒)

こんにちは、keityです。

今回は、「就活インターンシップのすすめ」について書いていきます。

 

2020年の就活もいよいよスタートを切っています。

それにしても、はやい!!

 

大学生の皆さんは、実質3年生の夏から就職活動開始ですね。
大変。

企業側も大変。
2019年の採用活動が終わるか終わらないうちに、2020のインターンシップの企画等が
並行して行われることが多くなってきています。

現在8月下旬ですが、実際にインターンシップ開催に取り組んでいることと思います。

年中採用活動を行っているようです。

現在、私は新卒採用だけでなく、中途採用も担当しています。
また、契約社員、パート社員、派遣社に対する採用活動もしていますから、
採用業務だけで一仕事です。

もちろん私ひとりだけで行っているわけではありません。

しかし、昨今の雇用に関する需給関係でいえば、求職者側が有利であり、
人材の確保も骨が折れます。

 

ということで、そこそこ忙しいと思われる、企業の人事担当者ですが、

さらに昨今では、新卒向けのインターンシップの開催も常識!と言わんばかりの

対応を求められます。

 

では、インターンシップというのは実際に企業側が開催する意味、

学生が参加する意味はあるのでしょうか。

一度よく考えてみます。

 

インターンシップとは

まずは定義からです。

インターンシップとは、特定の職の経験を積むために、企業や組織において労働に従事している期間のこと。 商人・職人のための徒弟制度と似ているが、標準化や監査などはされていないため、指すところの内容は様々である。」wikipedia参照。

アメリカでは、インターンシップで働いてから、就職することが一般的であり、そして9割型のインターンは無給です。※無給でなければ、アルバイト・パートということです。

無給は、結構厳しい。そしてインターンから100%就職できるわけではないため、ただ働きになってしまうということです。

日本の学卒一斉採用に関しては賛否がありますが、個人的にはこのアメリカ型のインターンシップの採用より、多くの学生にチャンスがある制度ではないかと考えています。

話は脱線しましたが、

インターンシップのそもそもの定義は、「無給で就業経験を積むということ」、と指して良いと考えます。

 

そして、日本の場合はどうかと考えます。

種類が多くあります。下記の期間と内容の組み合わせです。

■期間

・1日間

・2~3日間

・1週間~3週間

・1か月~3か月間

■内容

・業界セミナー

・就活セミナー

・仕事体験ワークショップ

・先輩座談会

・社員同行

・実際の就業

 

インターンシップそもそもの定義を考えると、

「1か月以上」、「実際の就業」というものが全世界共通のインターンシップというもの

でしょう。

たとえば、日本型の1日のインターンシップは、インターンシップというよりは、

企業説明会のプレセミナー程度というものが正しい理解です。

 

そして、日本型が意味がないかと言えば決してそんなことはないと考えます。

インターンシップの定義にあっているのが重要ではなく、

企業側の目的と学生側の目的があっていれば良いのです。

 

インターンシップのメリット・デメリット

次にインターンシップのメリット・デメリットを考えます。

※学生と企業側にわけ、インターンのすべての種類を含める。

 

■学生

<メリット>

・就業経験ができる

・社会人と話をする機会が得られる

・会社や社員の雰囲気がわかる

・業界の構造がわかる

・就活のアドバイスが得られたりする

・企業の選考への参加の権利がもらえたりする

 

<デメリット>

・時間がかかる

 

■企業

<メリット>

・大学生と接点がもてる(採用活動の一環)

・会社や仕事の理解を深めてもらい、あわよくば入社してもらえる可能性がある

(採用活動の一環)

・学生に就業機会を提供するという社会的役割を果たすことができる

 

<デメリット>

・時間と労力がかかる

・インターンシップからは採用できないことが多い

・結果、社会的役割を果たすということだけ達成することが多い

 

インターンシップのすすめ

ということで、ここからは個人的な見解です。

大学生は時間を捻出して、

インターンシップに参加したほうがメリットが大きいと考えます。

 

上記で記した通り、

大学生のメリットが計り知れないほど大きいわけです。

そしてデメリットが時間がかかるだけという。

インターンシップに参加して、どのような業界、会社、仕事に従事するか

じっくり考えれば良いわけです。

 

そして、企業側です。

歯を食いしばって社会的役割を果たしましょう。

インターンシップから採用しようという短期的な視点では、

悔しくてインターンシップはできません。

 

一企業の利は心の奥底にしまいこみ、学生の皆さんの役に立ちましょう。

大きな視点でみると、色々な企業でインターンシップを実施し、

学生が参加すれば、選考にはよく考えた学生がくることになります。

どこかのインターンで、この業界や仕事は、自分に合っている・合っていない等を

判断している可能性があります。

 

しかし、問題は経営者や上司殿をどのように説得するかです。

企業側の活動はボランティアではありません。

社会の役に立ちながらも企業にも利をもたらさないとなりません。

人事担当者はますます涙目になるわけです。

 

ということで、

学生側には、インターンシップ参加をすすめ、

企業側には、インターンシップ開催をすすめ、

、ます。

インターンシップの参加の仕方

間違いなく、学生はインターンシップのプログラムに参加した方が良いです。

プログラムは、「1か月以上、就業体験」がおすすめ。

夏季、冬季の長期休みを使って参加しましょう。

長期休み以外は、半日~1日間や数日の短いプログラムに参加しましょう。

 

下記のサイトから良さそうなプログラムを検索してみましょう。

リクナビ2020

マイナビ2020

この2社については、情報量が豊富。今年は、短い期間のインターンシップが増加していく予想。

infrA(インフラ)

長期・有給インターンの情報が掲載されています。有給がインターンシップと呼ぶかは別として、通常アルバイトに任せない業務等がある場合もありますので、見てみる価値はあります。

インターンシップガイド

大手企業の掲載も多く、学生側と企業側ともにインターンシップに意欲が高い印象です。

JSインターンシップ

情報量が少し落ちる印章。掲載している企業名をみて、利用するかどうかを決めれば良い。

 

まとめ

学生の皆さんは、時間の調整をつけて、インターンシップに参加してみましょう。

その企業に入社するための時間というよりは、自分の就業観をつくっていくための時間とした方が有意義だと考えます。

今回は「インターンシップのすすめ~企業と学生の目的を越えて~」という話題でした。

以上です。

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