1日30分間、3か月間でFP3級を独学で合格する方法

資格

こんにちは、keityです。

本日は、「1日30分間、3か月でFP3級を独学で取得する方法」について書いていきます。

 

このブログでは、金融関連では、

iDecoやNISAの記事を書いてきました。

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昨今、確定拠出年金や、NISA等、個人が資産を運用していくことが求められます。

個人の場合は、長い年月をかけて、リスクを小さくして運用していくわけですが、

金融の基礎知識がないと、どのように運用していったら良いかわかりません。

また、投資商品だけでなく、保険商品も必要になる場面があります。

そして、国の税金や社会保険のルールも学んでおくことも必要になります。

 

今回ご案内するのは、

FP3級、正式には、「ファイナンシャル・プランニング技能検定3級」という

検定試験です。

 

検定の内容は、金融に関する基本的なリテラシーであり、

社会人であれば最低限身につけていたほうが良い知識です。

金融リテラシーの基礎が体系的にまとまっていて、学習がしやすいのが特長で、

この試験を学習してから、一般的な書籍を読んでいくと効率的に知識をつけていくことが

できます。

 

金融分野に関して、広い範囲を効率的に学習できるのが、FP3級試験です。

しかも、それほど難しい試験ではありませんので、金融リテラシー向上とともに、

検定にも合格してしまいましょう。

 

それでは、FP3級を独学で合格するために、

その試験内容と学習方法をご案内します。

 

1.ファイナンシャル・プランニング技能検定とは

技能検定試験制度の一つです。

職業能力開発促進法に基づく技能検定は、「労働者の有する技能を一定の基準によって検定

し、これを公証する技能の国家検定制度」で、労働者の技能と地位の向上を図ることを目的と

しています。技能検定に合格した方には、国家資格である「技能士」の称号が付与されます。

1級~3級までの技能検定です。

 

2.FP3級の試験内容

 

(1)試験概要

学科試験と実技試験に分かれています。

学科試験は、共通で、全問マークシート式で60問、3択です。

実技試験は、「個人資産相談業務」と「保険顧客資産相談業務」の2分野から

どちらか一つ選ぶことになります。実技といっても、面接等ではなく、

具体的に事例に合わせて数値を算出することがメインとなります。

(2)試験範囲

3級の試験範囲です。

見てもらうとわかるのですが、一般的な内容であることがわかり、社会で生きていくには知らなかったでは、損することが多くなります。

私見ですが、本当は義務教育時代に詳しく教えてほしい内容だなと考えています。

 

(金融財政事情研究会HPより抜粋)

  1. ライフプランニングと資金計画
    1. ファイナンシャル・プランニングと倫理
    2. ファイナンシャル・プランニングと関連法規
    3. ライフプランニングの考え方・手法
    4. 社会保険
    5. 公的年金
    6. 企業年金・個人年金等
    7. 年金と税金
    8. ライフプラン策定上の資金計画
    9. ローンとカード
    10. ライフプランニングと資金計画の最新の動向
  2. リスク管理
    1. リスクマネジメント
    2. 保険制度全般
    3. 生命保険
    4. 損害保険
    5. 第三分野の保険
    6. リスク管理と保険
    7. リスク管理の最新の動向
  3. 金融資産運用
    1. マーケット環境の理解
    2. 預貯金・金融類似商品等
    3. 投資信託
    4. 債券投資
    5. 株式投資
    6. 外貨建商品
    7. 保険商品
    8. 金融派生商品
    9. ポートフォリオ運用
    10. 金融商品と税金
    11. セーフティネット
    12. 関連法規
    13. 金融資産運用の最新の動向
  4. タックスプランニング
    1. わが国の税制
    2. 所得税の仕組み
    3. 各種所得の内容
    4. 損益通算
    5. 所得控除
    6. 税額控除
    7. 所得税の申告と納付
    8. 個人住民税
    9. 個人事業税
    10. タックスプランニングの最新の動向
  5. 不動産
    1. 不動産の見方
    2. 不動産の取引
    3. 不動産に関する法令上の規制
    4. 不動産の取得・保有に係る税金
    5. 不動産の譲渡に係る税金
    6. 不動産の賃貸
    7. 不動産の有効活用
    8. 不動産の証券化
    9. 不動産の最新の動向
  6. 相続・事業承継
    1. 贈与と法律
    2. 贈与と税金
    3. 相続と法律
    4. 相続と税金
    5. 相続財産の評価(不動産以外)
    6. 相続財産の評価(不動産)
    7. 不動産の相続対策
    8. 相続と保険の活用
    9. 相続・事業承継の最新の動向

3.学習方法

基本的には、独学で十分な検定です。

そして、効率的に理解を進めるため、アウトプット型で進めます。

①テキストを読む(3割)

②過去問を解く(7割)

 

以下、モデルケースです。

①テキストを通して、一度読み切ります。(3時間)

全体をつかみます。内容はぼんやりとつかむ程度になります。

②過去問を解く。

1回目:解けない問題が多いと思いますので、答えを見て覚えてください。

2回目:今度は答えを見る前に、自力で考えてください。

3回目:間違った問題を中心に解く。

※答えをみてもわからない場合に、テキストへ戻って、該当箇所を読んでください。

③テキストを通して、もう一度読み切ります。

④過去問を解く。

4回目:間違った問題やなんとなく正解した問題を中心に解く。

⑤時間があれば、模擬試験を解く。

 

4.おすすめのテキストと過去問集

出版されたばかりの書籍でなく、下記で紹介するような有名な書籍から選びましょう。

レイアウト等好みがありますので、書店で見てから決めるのが良いです。

 

注意点は、

テキストと問題集を同じシリーズにすること、

出版されている最新版を購入すること、

です。

 

①みんなが欲しかった! FPの教科書 3級 2018-2019年 (みんなが欲しかった! シリーズ)

②みんなが欲しかった! FPの問題集 3級 2018-2019年 (みんなが欲しかった! シリーズ)

③’18~’19年版 FPの学校 3級 きほんテキスト【オールカラー】 (ユーキャンの資格試験シリーズ)

④’18~’19年版 FPの学校 3級 これだけ!問題集【オリジナル予想模擬試験つき】 (ユーキャンの資格試験シリーズ)

 

5.まとめ

社会人であれば、通勤時間1日30分間、

学生であれば、通学時間1日30分間、

このような隙間時間で、しっかり学べます。

 

今回は、「1日30分間、3か月でFP3級を独学で取得する方法」という話題でした。

以上です。

 

 

 

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