従業員エンゲージメント・サーベイツールを調べて、利用方法を考えてみた。

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こんにちは、keityです。

「従業員エンゲージメント・サーベイツールを調べて、利用方法を考えてみた。」という話題です。

先日以下の記事を書きました。

「従業員エンゲージメント施策に役立つ書籍4選」という話題です。エンゲージメントの施策を検討したい方に参考になる情報です。

当社の人事の施策でもより、エンゲージメントを意識した内容にしいきたいと考え、従業員エンゲージメントに関する書籍やWEBで情報収集を進めています。

情報を集めれば集めるほど、今後ますます企業側と従業員側の信頼関係が大事になってくるのは間違いありません。

・働きがいと働きやすさを備えた会社

・会社にとって適切かつ有能な個人

この両者をどのようにバランスをとって結び付けられるかが人事の役割と考えることが強くなってきました。

現職で、過去2年間にわたり、人事制度改善や労務管理の施策等を打ってきたのですが、色々と改善が進む中で、会社全体の状況がどのようになっているのかということを数字で把握しておこうと考えました。従業員がどのように感じているのかをしっかりと把握し、次の施策につなげていきたいと考えています。

そこで、ツールを何にするかということで、サーベイ自体の目的も並行で考えつつ、ツールを選定することにしました。

調べたところ、サーベイツールが多くありすぎて、調べるのが非常に困難でした。定評があるツール、診断の根拠となる理論・概念がある等をベースに、利用のしやすさや継続性を加味して、現在のところ、下記の4種のツールを調べてみました。

「GPTW」、「モチベーションクラウド」、「wevox」、「Geppo」

今回のブログでは、まずはじめに調べたサービスについてまとめます。次に、それらのツールをどのように利用すれば効果がありそうかと考えたことを書いていきます。

私と同じように、組織診断ツールを検討している方に参考になればと思います。

※ちなみに、エンゲージメントサーベイとは、エンゲージメントサーベイと従業員満足度調査との違い等の基礎知識がない方で簡単に概念をつかみたい場合は、こちらも読んでおくと良いと思います。

エンゲージメントサーベイとは?従業員満足度調査との違いや導入ステップについて

Great Place To Work

サービス概要

Great Place To Work

働きがいのある会社のサーベイで、グローバルで最も有名であろう、Great Place to Work® の調査です。Great Place to Work® は、世界約60カ国で従業員意識調査を行い、調査結果をもとに毎年「働きがいのある会社」ランキングを発表している機関です。

このGPTWのランキングが高いというのは、会社のブランディング効果が非常に高いものです。下記のようにランキングが表示されます。

2019年版 日本における「働きがいのある会社」ランキング 145社

そして、ランキングだけのフィードバックであれば、無料で実施することができます。有料にすると、スコアや分析結果のフィードバックを得ることができます。1回あたりのサーベイで費用がかかります。

調査プラン一覧

腕試しの意味でランキングだけ無料でチャレンジをする会社もあるとのことです。なお、ランキングに参加するにはサーベイ実施時期に制限があるの注意が必要です。その年の6月末までにランキング参加申し込み、9月末までに実施したサーベイにおけるランキングということです。こちらもHPにスケジュールが公開されています。

もちろん、サーベイしてから、有料でフィードバックを受けて、組織を改善することも可能です。HPから費用を見積もることができます。従業員数、WEB・紙実施によって異なるので、関心がある方は一度見積もりをしても良いと思います。

また、研修サービスもあります。Giftwork®というプログラムです。経営者、マネージャー、一般社員向けとそれぞれの階層で実施されているプログラムです。(以下HPより引用)

「働きがい」の高い職場のベースとなるのは従業員間の信頼関係です。Giftwork®とは、その信頼関係を構築するために重要な考え方で、職場において相手にプレゼントを渡すようなやりとりのことをさします。「働きがい」の高い組織では頻繁にそういったやりとりが交わされています。各研修では、受講者のそれぞれの立場で相手に効果的なGiftwork®を実行することで、職場の信頼関係を高めることに寄与したり、自分らしくいきいきと働いてくためのヒントを習得します。

〇印象として、「ランキングの数字」に、非常に強い会社のブランディング効果があるイメージ。

〇無料でランキングに参加すると、他社と比較でき、「腕試し」になるので良い。

〇サーベイは一回あたりで費用が発生するため、年に何度も行うと費用が高い。

モチベーションクラウド

サービス概要

モチベーションクラウド

リンクアンドモチベーション社のサービス。CMで有名なモチベーションクラウド。認知度は非常に高いと思います。サーベイの特徴としては、従業員の期待値と満足度を調査し、対策を検討できるということが大きな特徴だと感じました。

働きがい・働きやすさの向上において、期待値コントロールと満足度のコントロールで行っていくということが改善の取り組みの中心です。

また、サーベイとして実績があるため、数字について他社比較を十分に行うことができます。サーベイからの課題特定やその後のフォローについては、リンクアンドモチベーション社の本業領域ですので、手厚いサポートが期待できます。

しかしながら、費用は他社と比較すると高いです。費用は調査人数によって異なります。基本的にはサイトに料金が掲載されていませんので、提案時に提示するものだと思いますので、金額は控えます。現在のところ、初期費用と数年単位での契約となるのが基本でした。他社より数倍の金額で、最低契約期間がやや長いと考える必要があります。

また、サーベイの報告・課題特定までは、サーベイ費用に含まれますが、一方で以降コンサルティングや研修等をお願いするのであれば、当然料金が発生します。これがまた立派な金額です。そのサービスが高い・安いかは発注する会社が決めればよいのですが、基本的には多くの費用が発生すると思って考えた方が良いです。

コンサルティング会社の場合、サーベイは、実際のコンサルティングの前に問題・課題をみつけるためのものです。ちょうど医者が患者のレントゲンや検査をするようなイメージです。問題・課題を見つけてからが仕事というわけなのです。

そのようなフロントにある商品のサーベイを、使いやすく、キャッチーに広めたモチベーションクラウドはすごいサービスだと思います。このサーベイだけでも商品として利益を生み出していくことだと感じます。

〇本格的な組織サーベイの一つ。

〇お金を積極的に投資していくという準備・心構えが必要。費用と期間があらかじめ決まってくるので、小さなリスクで試してみてという感じでなく、ある程度まとまった費用・労力を出していく意思決定がはじめに必要。大きな投資になってきますので、サーベイして終わりでは済まされないのが、実行担当者としては震えます。

wevox

サービス概要

wevox

アトラエ社のサービス。組織改善プラットフォームを名乗るwevox。基本的にエンゲージメントに必要な項目をサーベイすることができます(9つの領域)。背景にあるエンゲージメントの理論も大学の先生の研究された理論を活用している。サーベイの質問は32問。短い期間でサーベイを繰り返す場合は、質問項目は減ります。

また、料金が明確で、ベーシックプランの場合、利用者1名あたり月額300円。初期費用なし、1か月ごとの契約可能。1か月無料のため、お試しでサーベイができます。

企業によって、月に何度サーベイを実施しても良いのですが、月1回程度が良いということ。月単位であれば、従業員の気持ちの部分もあまり遅くならずにケアできます。大上段の組織サーベイではとらえ切れない部分もケアすることができる。

また、サーベイ実施後について、他社事例等の情報が共有されているため、それを参考に改善を進めることができます。また、提携のコンサルティング会社から有料サポートも受けることはできます。しかしながら、基本的には自らが考え、改善に取り組まなければ、サーベイを取って終わりとなってします。

〇毎月小刻みにサーベイを行うには良い。組織状況への対応+職場への日々対応もできる。

〇初期費用がなく、お試し有り、月単位の契約ということでスモールスタートができる。

〇自力で課題を見つけ出し、改善していくことが求められる。

Geppo

サービス概要

Geppo

リクルートとサイバーエージェントの新規事業開発プログラムによって、ヒューマンキャピタルテクノロジー社の商品。もともとサイバーエージェントさんの自社ツールから始まったツールということでした。毎月3~4問程度の質問で、従業員のコンディションを把握していくツールです。回答者の負担が少なく、状況を回りに知らせることができます。

料金は、利用人数によって差があります。25名まで月20,000円、50名まで月39,800円、そして間は端折りますが、300名まで月148,000円です。半年間が最低契約期間です。

利用の仕方としては、例えば新入社員(新卒・中途含む)に半年間・1年間等利用して、オンボーディングで利用するのも良いと感じました。

所感

〇従業員のコンディションを細かく把握するのに役に立つ。

〇回答者の負担が少ない。

〇従業員の属性を部署横断した形で利用すると、費用を抑えた上で効果的。

結局どうしたら良いか

結局ですが、自社で何をしたいのかということにつきます。

各社サービスは一長一短ありますので、自社の今の状況では何があうのかです。

後は、サービスの組み合わせもあると思います。費用は掛かりますが。

■サービス単体で考えたとき

会社のブランディングには、「GPTW」

本格的に組織状況のサーベイを使ってコンサルティングサービスを受けたい場合は、「モチベーションクラウド」

従業員のコンディションに絞るのであれば、「Geppo」

組織サーベイと従業員コンディションで、問題解決能力があれば、「wevox」

■サービス複合で考えたとき

【案1】 お金に余裕がある

①「GPTW」は無料ランキングのみ利用。

②「モチベーションクラウド」+「Geppo」

【案2】 小さくスタートする

①「GPTW」は無料ランキングのみ利用。

②「wevox」

まとめ

ということで、複数のサービスを聞いてみて検討中です。

各社の説明を聞いたのですが、直接来社いただいて話すということだけでなく、WEB会議等で説明を聞くという会社様もありました。スマートな営業で、商品・プロダクトが明確な場合は、初めの接点はWEBで聞くぐらいでちょうど良いと感じました。わざわざ暑い中、訪問しなくも良いですしね。

しかし、コンサルティング等のサービスをヒアリングしながら構築していく場合は、直接あった方がやはり良いかなと感じます。

「従業員エンゲージメント・サーベイツールを調べて、利用方法を考えてみた。」という話題でした。

本日は以上です。

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