こんにちは、keityです。
今回はコミュニケーション能力について書きます。
社会人に必要な能力として、
おおよそ上位に入る「コミュニケーション能力」。
学生の皆さんも面接時には大いに悩まされるものだと思います。
そのなぞの能力について、考察を加えていきます。
1.コミュニケーション能力とは
まずは、コミュニケーションとは、「他者との意思疎通である」ということから始めたいと思います。
つまり、コミュニケーション能力とは、「他者との意思疎通をとることができる力」ととらえることができます。
他者と意思疎通をとる方法としては様々な方法がありますが、本日は話すという場面を想定して話を進めます。
2.コミュニケーション能力の要素
私が考えるに、コミュニケーションは、おおよそ次の(1)~(4)の力になります。
(1)話す力
(2)聞く力
(3)表情や行動から感情を読みとる力
(4)その場のすべてのものから総合的に読み取り、自分の判断を加えることができる力
それぞれ説明を加えます。
(1)話す力
これは自分の考えや意見をわかりやすく相手に伝える力です。内容を整理して、伝え方を工夫するといったことです。プレゼンテーションの技術もこれに該当します。
(2)聞く力
相手の話した内容を理解する力です。実際は、相手がすべて整理された状態で話をするわけでもありませんし、内容自体が複雑なこともあるため、その内容を複合的に理解する必要があります。また、相手にとって、話しやすい姿勢や雰囲気等を作る力もこれに該当します。
(3)表情や行動から感情を読みとる力
実際のコミュニケーションの中で、相手がした表情、行動から実際にどのような感情や思いでそのことを相手が発信しているのかを読み取る力です。
(4)その場のすべてのものから総合的に読み取り、自分の判断を加えることができる力
実に何のためのコミュニケーションなのかを総合的に読み取る力です。内容、表情、感情すべてを踏まえて、次に自分がとるべきアクションを判断する力です。
この(1)~(4)の力を使って、他者とコミュニケーションをとっています。
3.コミュニケーションの難しさ
私は、日頃からコミュニケーションは非常に難しいと感じています。
それは、コミュニケーションは「相手が思ったことが正しい」となってしまうからです。
コミュニケーションには誤解はなく、相手がそう受け取ったならば、こちらの意図はさておき、正しいものになってしまいます。
そんな気はなかったと言っても、時すでに遅しで、相手は嫌な気分をしてしまうこともあるのです。
採用面接では、さらに難しさを増します。
コミュニケーションによって、面接官が思ったことがそのまま正しくなります。
そうではないと言っても、面接は通常のコミュニケーションではないため、自分の意図とは違ったものに捉えられてしまうと、それで評価は固まってしまいます。
今回は以上となります。
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