知識の体系化のお供に!「ビジネス・キャリア検定試験」

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こんにちは、keityです。

今回は、「知識の体系化のお供に!ビジネス・キャリア検定試験」という話題です。

ビジネス・キャリア検定は、JAVADA(中央職業能力開発協会)が実施する公的試験で、「ビジキャリ」と略されることもあります。

人事や経理財務、営業・マーケティング、生産管理等幅広い分野の一般的な知識を体系的に学ぶことができます。

20代社会人や、異動で新しい職種につくときには、このビジキャリで基本を学ぶとスムーズに実務に入っていけます。

知名度は、簿記やビジネス法務等より低い印象ですが、その内容は非常に役立つものです。

また、実務を行っている方には、その分野についての知識を体系的に整理することができます。ある程度経験を積んでから学習すると、その効果は非常に高いものだと感じています。新たな視点をもって、実務に取り組むことができます。

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分野と試験の種類

以下の8分野43試験があります。

  1. 人事・人材開発・労務管理
  2. 経理・財務管理
  3. 営業・マーケティング
  4. 生産管理
  5. 企業法務・総務
  6. ロジスティクス
  7. 経営情報システム
  8. 経営戦略

それぞれの分野は、1級、2級、3級に分かれています。(※一部Basic級)

クラスの内容は、下図のようになっています。

1級は、実務経験10年以上(部門長、ディレクター)

2級は、5年程度(課長、マネージャー)

3級は、3年程度(係長、リーダー)

試験範囲は下記のように、公表されています。

「人事・人材開発・労務管理」分野の仕事

試験範囲を見ていくと、人事の仕事が何をやっているか、詳細がわかるというない素晴らしい内容です。ここまで細かく提示する必要があるのかどうかというぐらい書かれています。本当に異動等でこの仕事は何をすればいいのかということがわからない方もここを見れば、自分は何を行う人なのかがわかると思います。オーバースペック気味。

たとえば、経営戦略、ロジスティクス等一般的なビジネスマンが疎遠な分野を見るのも参考になると思います。

なぜ、おすすめするか

①標準テキストがよくできている

分野ごとに、標準テキストが出版されていて、知識が体系的にまとまっています。

人事・人材開発2級 (ビジネス・キャリア検定試験 標準テキスト)

このようなテキストが、分野と級ごとに販売されています。検定試験を受けるつもりがなくてもビジネス書として読んでも良いと思います。

②過去問がサイトに無料で掲載されている

下記のリンク先に、4回分の過去問が掲載されている。

学習支援

私が受けたときは、標準テキストとこの過去問だけで2級までは合格できました。

また、過去問の解説付きのもの有料ですが、販売されています。

人事・人材開発 2・3級 (ビジネス・キャリア®検定試験 過去問題集(解説付き))

③検定試験が定期的に開催され、学習結果がわかりやすい

検定試験が、年2回開催されています。こちらを目標に学習計画が立てやすいです。

また、学習した結果として、検定試験〇級合格というものを得ることができます。書籍を読むだけでなく、問題を解くことで知識の定着が図れます。

受験費用

受験費用は、次の通りです。

1級10,400円

2級7,390円

3級6,060円

複数の試験を受けると、若干割安で受験できます。

通常の検定より、若干高い印象です。おそらく運営するのに、お金がかかるのでしょう。

合格率

分野や実施時期によって、合格率は異なるのですが、おおよそここ最近の印象では以下の内容でしょうか。

1級 10%未満

2級 25~35%

3級 50~60%

それほど高くないという印象です。問題を見てもらうとわかるように、基本的には標準テキストを読み込んでいないと解けない問題です。あまり簡単ではないです。

まとめ

運営に力を入れている検定試験だと思います。個人的にはもっと知名度があがっても良いのになと感じます。

「知識の体系化のお供に!ビジネス・キャリア検定試験」という話題でした。

以上です。

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